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うちの愛犬達へ

ふと書きたくなってきたのでこうして書いておくことにする。
「愛犬達へ」とタイトルには書いているが、飼っているのは1匹だけだ。
理由は後ほど分かると思うので、暇な人は時間がある時にでも読むといい。


現在私の実家では1匹の小型犬を飼っている。
名前は「ロッキー」で、性格は「わんぱく」・「寂しがりや」・「誰にでも懐く」
と愛され小型犬の三大必須項目全てを持っている。
自分で言うのもなんだが、【すごく可愛い】。
もう一度言う、【すごく可愛い】。

そんな愛犬とはもう15年ぐらい経つだろう。
実は彼との生活以前にもう1匹飼っていた時がある。
今回はそのお話を書く事にする。

始まりは小学校5年生の時、仲がよかった友達が犬を飼っていたのがきっかけだ。
よくある「きちんと散歩するから!お願い!」という流れである。
そのまんまよくあるお話の流れのまま展開されていくのだが、我が家はそこまで裕福な家庭ではない。

当然ながら駄目だったのだが、ゴネてゴネてゴネまくった結果、両親が折れた。
あの時を思い返すと申し訳ないなと思う。
飼うのは決まったが、どんな犬を飼うかだ。
一軒家でもなく、大きなマンションでもなく、小さな集合住宅では飼えるサイズは小型犬に限定される。
そんな中で決まったのが「ミニチュアダックスフンド」である。
垂れた長い耳に短い手と足。家族一家満場一致で決まった。
毛色や毛種はピュアクリームのロングヘアーだ。

さっそく紹介してもら、ご対面。
まだ赤ん坊なので手のひらサイズである。
超プリティー。

契約を結び、室内用のゲージやら色々購入。
まだ赤ちゃんということもあり、もう少し大きくなってから引き取る事に。
その後、生後1ヶ月か2ヶ月経った頃に引き取り、名前は「ラッキー」と名づけた。

「ラッキー」はかなり甘えん坊で室内で一緒に歩くとひょこひょこ足にくっついてくるのである。
座ると必ず膝の上によじ登り、包まって寝息を立てる。
甘えん坊で寂しがりやだけど、大人しい子だった。

体が大きく、怖顔の大黒柱である父親もさすがに頬をゆるませてニンマリと可愛がる。
よく「こらこら、そんなにひっつくとふんずけてまうで(ニヤニヤ)」と言いながら遊んでいたのを今でも印象に覚えてる。
そんな愛らしさもあり家族全員が彼にノックアウトした。

何事も無く、このまま続けばいいなと思っていた。
大きくなったらどんなリードや首輪をつけてあげようか等家族で話し合ったものだ。

順調に見えた。
順調すぎた。

元気だった彼は突然倒れた。
慌てる自分・泣きそうな母。
父は車を走らせて動物病院へと走った。

もう病名はなんだったのか忘れたが、確か感染症か何かだ。
体力の無い幼少期ではかなりつらい病気だった。
医師の先生によると、恐らくペットショップで感染したか、元々持っていたのだろうとのことだった。

結果だけを言うと間に合わなかったのだ。

怒る父・泣く自分と母親。
彼とのお別れをした後、買ったペットショップへ相談。
原因はペットショップが原因だったみたいで、まだ赤ちゃんの頃に別の子から感染したと聞いた。
申しわけありません。と謝られたが、謝られても彼がもう戻ってくる事はないのだ。
「代わりの子を紹介します」と当時の店員さんに言われ、紹介されたのが現在飼っている「ロッキー」だ。

今でも鮮明に思い出せる。
とまだ小さく、けど必死に出していたあの声・顔・大きさ・匂い。
あの頃から16年か17年は経つが、今でも思い出すことができる。

代わりの子として我が家に来たロッキーは今ではもう家族であり、
15年という犬で言うともうお爺ちゃんもいい歳だが元気にしているみたいだ。

もうこれぐらいになると家族全員色々と覚悟しているものがある。
あの時は全員泣いて怒って彼を送り出してしまったけど、次はせめて笑って笑顔で
お別れをしたいと思う。

なので、これからも元気に健やかにしてほしい。
彼に遭いに今年も年末は実家へと帰るだろう。